パンは食べる時間帯によってもさまざまな楽しみ方があります。
メインをパンとして食事をとったり、食事の脇役としてパンを楽しんだり・・・
そんな時間帯別のパンの楽しみ方をご紹介します。
朝
パンは消化吸収が早く、ブドウ糖が多く含まれています。
寝起きの人間の脳を早く活動させるためには、ブドウ糖の摂取が必要です。
パンを食べることで、素早く脳にブドウ糖をいきわたらせることができ、脳の活動を促すことができます。
そう、パンは朝食にはぴったりの食材なのです。
さらに、果物のジャムをパンに塗って食べることで、さらに糖分の吸収が高まります。
「噛む」という行為も脳にとっては適度な刺激になります。
柔らかいふわふわのパンだとあまり噛まずに食べてしまいますが、ハード系のパンだとしっかりと噛んで食べるため、脳への刺激が高まります。

昼
昼食としてのパンといえばサンドイッチ。
手軽に持ち運ぶことができ、様々な具材を楽しむことができるため、多くの人から愛されています。
サンドイッチにするためには、形の崩れにくいパンを選ぶのが良いでしょう。
食パンやハード系のパンがオススメです。

ライ麦粉や全粒粉で出来たパンは、食物繊維が豊富でヘルシー。
さらに腹持ちもよく栄養価も高い為、手軽においしく栄養補給が可能です。
サンドイッチにする具材は、水分が多いとパンの食感が失われます。
水気をしっかりと切ってサンドするようにしましょう。
また、おやつの時間にもパンは愛されています。
ドーナツやマフィン・菓子パンなど、甘くておいしいパンが種類豊富に存在します。
デニッシュ系のパンもサクサクと軽く食べられてオススメ。
季節のフルーツやクリームが乗ったものは、季節ごとにも楽しむことができます。
夜
夜ご飯では、メインがパンというのは少し難しいでしょう。
メインディッシュに合わせてパンを一緒に食べるというようなイメージです。
魚料理には、リーン系のパン(バゲットなど)、肉料理には香りのするパン(ライ麦パンなど)が良く合うとされています。
パンに合う食事というと洋食ばかり考えてしまいますが、実は日本食とも合わせることが可能です。
ヒジキやきんびらなどの醤油の甘辛い味付けのおかずには、リーン系のバゲットなどが良く合います。
また、バゲットにお刺身を乗せてわさび醤油を少しかけると、おもてなし料理にもピッタリ。
とはいっても、香り高いライ麦パンにはやっぱり赤ワインが非常に良く合います。
パンの食べ合わせに迷ったときには、パンの国籍と料理の国籍を合わせてみると失敗が少ないでしょう。