パンには料理と同じように、相性の良い飲み物があります。
パンの時間を楽しむために、飲み物は不可欠であるといえます。
食べるパンに合わせて飲み物を選ぶことができたら、パン上級者間違いなし!
このセクションでは、パンと飲み物の相性について解説します。
お酒
お酒とパンは同じ発酵食品ということもあり、相性抜群!
お酒の種類によって合わせたいパンは異なりますので、それぞれポイントを押さえましょう。
赤ワイン
赤ワインには酸味のあるパンが良く合います。
ライ麦パンであるミッシュブロートなどのどっしり系のパンを選びましょう。
また、ナッツやフルーツの入ったものも良く合います。
軽い飲み心地の赤ワインであれば、シンプルな味のフランスパンもオススメです。

白ワイン
白ワインは比較的スッキリとした後味が特徴で、パンもシンプルなリーン系のものが良く合います。
バゲットなどのフランスパンを選びましょう。
また、ワインの原料であるブドウの入ったパンも相性が良くオススメです。
シャンパン
フルーティーで甘みのあるシャンパンには、同じくフルーツの入ったシュトーレンなどのパンが良く合います。
反対に辛口のシャンパンにはリッチなブリオッシュなどのパンを合わせてみましょう。
リッチ系パン特有の油っぽさがすっきりと感じられます。
ビール
ビールは麦からできているため、小麦粉から作られるパンは比較的何でも良く合います。
そのなかでもオススメなのはドイツパン。
本場ドイツでは、プレッツェルをビールのお供にするのが定番だそうです。
また、濃厚な黒ビールには、カカオの入ったチョコレート系のパンがオススメです。
日本酒
日本酒とパンの組み合わせは、一見合わないと思われがちですが、種類によっては合わせることが可能です。
日本酒は米を原料としているため、パンも米由来のものを選ぶと間違いありません。
例えば酒種を使って作ったアンパンなどがオススメです。
また、バゲットにお刺身を乗せてわさび醤油で食べたり、日本食のようにパンをアレンジしてみるのもよいでしょう。
リーン系のシンプルなパンは、日本酒のスッキリ感に合わせることができます。

焼酎
焼酎とパンを一緒に食べているという方はほとんどいないでしょう。
一見合わないと思われがちなこの組み合わせですが、実は意外と良く合うのです。
焼酎は、原料によって種類が様々あります。
それぞれの原料とパンの原料を合わせるようにすると失敗がないでしょう。
例えば、麦焼酎にはライ麦のパン、いも焼酎にはサツマイモの入ったパン、米焼酎には米粉で作ったパンなどです。